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女子大生 水野果歩
第7章 女子大生 水野果歩(7)
「わぁ・・・すてきな部屋ですね、インテリアもオシャレですし・・・。」
秋絵の部屋にあげてもらった果歩と知子はまたも驚きと羨ましそうな声をあげた。
「なんだか、できる女性の部屋って感じねぇ・・・。」
たくさんの難しそうな本が並べられた本棚を見て知子は言った。
秋絵の部屋は、いわゆる女の子らしいかわいい部屋ではなく、シンプルでシックなデザインのインテリアで、広々とした部屋、特にキッチンは立派なもので、ちゃんとしたオーブンまで付いていて、何を作るにも不便はなさそうだ。
「それじゃ私、料理仕上げちゃうから、知子ちゃんと果歩ちゃんは座って楽にしてて。」
「あ、私も何か手伝います!」
こうして果歩の誕生日会は始まった・・・・。