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女子大生 水野果歩
第95章 女子大生 水野果歩(95)
今日は久しぶりに受付の仕事。
相変わらず簡単な仕事だ。
受付の椅子に座りながら果歩は先日ベッドの上で富田に言われた言葉を思い起こす。
お互いに裸のまま布団に入り、果歩は富田の胸に頭を乗せて話を聞いていた。
富田 『これからは勤務時間を1時間短くしろ。』
果歩 『ぇ・・・でも・・・』
富田 『大丈夫、給料が減る事はないから。』
果歩 『そんな・・・それじゃなんだか他のスタッフの皆さんに悪いです。』
富田 『いいんだよ、俺がオーナーなんだから。それにこれからの果歩の給料は俺のポケットマネーから出すからよ。何倍もいい時給でな。』
果歩 『・・・でも・・・』
富田 『だからこれからは、俺にそれなりの奉仕をしてもらうぞ?』
果歩 『奉仕・・・ですか・・・?』
富田 『果歩が気持ちいい事も、恥ずかしい事もいっぱいしてもらうぞって事だよ。』
富田はそう言いながら果歩の頭を優しく撫でた。
果歩 『・・・富田さん・・・』
果歩は顔を赤くしながらも、小さく頷いていた。
職場で会った富田はやはりいつも通りで、果歩に対しても何ら態度の変化を見せなかった。
富田 「果歩ちゃんおはようっ。」
いつの間にか果歩は富田に名前を呼び捨てにされていたが、それは2人でいる時だけ。
職場では富田は以前と同じように果歩の事をちゃん付けで呼んだ。
果歩 「お、おはようございます・・・。」
しかし果歩の方は富田のようにポーカーフェイスとはいかなかった。
富田と顔を会わした時の恥ずかしがりようは明らかに不自然。
昨日の夜までずっとこの人とエッチしてたんだ・・・。
周りのスタッフは自分達のこの関係を知らないんだと思うと、なんだか身体に妙な興奮を覚えた。
受付カウンターの下で果歩はポケットに入っていたメモを取り出して広げてみる。
スタッフルームで他の人には気付かれないように富田にこっそり渡された物だ。
【仕事あがったら駐車場の俺の車のところで待ってな】