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女子大生 水野果歩
第95章 女子大生 水野果歩(95)
メモに書かれている文字をじっと見つめる果歩。

今日も・・・するのかな・・・そう思うと果歩の下腹部は熱くなった。

知子には自分で最低かな?などと言ったが、分かっていても止められない。

もう後戻りできないのだ。

昨日まであれだけ富田と激しく交わったというのに、果歩の身体はもう富田を求めている。

果歩は目を閉じて頭の中でイメージする。

富田の身体、体温、匂いを・・・そしてあの逞しい男のシンボルを・・・。


「・・・すみませーん・・・あのぉ・・・ちょっといいですかぁ?」


果歩 「・・・ぇ・・・?」


「あのぉ・・・ここの会員に登録したいんですけど。」


夢心地でボーっとしていた果歩、目の前にいたお客と思われる男性2人を見てハッとする。


果歩 「ぁ・・・は、はい!ごめんなさい・・・えっと・・・こちらの用紙に・・・」


はぁ・・・仕事はしっかりしなきゃ・・・


そう自分に渇を入れながら、用紙に記入している男性2人の様子を見ていた。

それにしても最近は新規の会員登録が多い。

今日だけでも10人の会員登録の希望者が来た。

それも男性ばかり。

トミタスポーツは相変わらず女性会員が少ない、いや果歩自信女性の会員をほとんど見たことない。

いるとすれば大学の先輩で、元々ここでアルバイトをしていたという秋絵くらいだ。


会員登録を済ませた男性2人は、さっそく今日からトレーニングに参加するという事で更衣室へ向かっていった。

男性2人が受付から去る時に小さな声で呟く。


「マジ可愛いな・・・噂通りじゃねぇか・・・。」

「ヤバイ・・・俺超タイプだわ・・・」


どうやらここ最近の会員増加は果歩の存在に原因があるらしい。



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