この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女子大生 水野果歩
第131章 女子大生 水野果歩(131)

果歩 「・・・もしもし・・・?」


知子 『あ!果歩?ごめーん!今日勝手に休んじゃって。』


いつも通りの知子の大きな声を聞き、果歩はなんだか現実世界に引き戻されたような気持ちになった。


果歩 「ううん・・・でもどうしたの知子ちゃん、体の具合でも悪いの?」


知子 『え?体調は別に悪くないんだけどさ・・・フフ・・・。』


果歩 「そっか・・・よかったぁ、風邪でも引いちゃったのかと思ったよ。でもそれじゃどうしたの?なんか・・・機嫌よさそうだね?」


知子 『フフーン・・・わかる?実はニュースがあるんだよぉ。』


果歩 「へ・・・へぇ・・・そうなんだ・・・え・・・何なに?そのニュースって。」


果歩は濡れた股間に冷たい空気を感じながら、もったいぶる知子に聞いた。


知子 『フフ・・・実はさ、私来月からイギリスに留学する事になったの!しかも○○大学だよ!すごくない?』


果歩 「・・・ぇ・・・・」


目を丸くして驚く果歩。

思いも寄らなかった知子の言葉に、果歩は言葉を失った。


知子 『私の論文読んでくれた△△教授にどうだ?って言われて、実はイギリスに留学するのって私夢だったんだよねぇ・・・うちお金ないから半分諦めてたんだけど、教授がね・・・』 


次から次へと勢いのある言葉を放つ知子の声は、なかなか果歩の頭の中に入ってこなかった。


果歩 「・・・・・。」


果歩は知子が留学して居なくなるという事に、途轍もない喪失感と、自分だけが取り残されていくような寂しさ、その2つが入り混じった複雑な気持ちに襲われていた。

/648ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ