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女子大生 水野果歩
第132章 女子大生 水野果歩(132)

知子 「ホントォ!?よかったぁ、正直果歩と友哉君の事が唯一気がかりだったんだよねぇ。あっ、あの富田さんって人の事は秘密にするから大丈夫だからね。もう忘れて、果歩もあんまり過去の自分を責めないようにしなよっ。」


果歩 「・・・う・・うん・・・。」


知子 「うん、あれくらいの一度や二度の過ちの事なんて気にしなくていいんだよ、ね?」


果歩 「・・・うん・・・。」


知子 「・・・よしっ!それじゃ、私しばらく準備で大学行けないけどさ、出発前には2人でどこかにご飯食べに行こうよ。」


果歩 「うん、行こう行こうっ。」


知子 「最近また良い店見つけたからさ、そこ行こ?・・・あ、じゃあまた連絡するね果歩。」


果歩 「うん、連絡まってるね、じゃあまたね。」


知子 「はいよぉバイバイッ!」



ピッ・・・カチャ・・・





果歩 「・・・はぁ・・・。」



携帯を閉じ、ため息をつく果歩。

数分の会話なのに、なんだか凄く疲れた。

今日だけは大好きな知子の明るい声が、苦痛でしかなかった。

気持ちよく目標に向かっている知子が羨ましかった。いや、羨ましいというよりは嫉妬に近い感情かもしれない。

自分の今の現状はあまりにそれとはかけ離れている。

そんな自己嫌悪感を抱きながら、果歩は乱れていた身なりを整えた。

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