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女子大生 水野果歩
第138章 女子大生 水野果歩(138)


友哉 「・・・はぁ・・・。」


椅子に座ってパソコンの画面を見つめながら、ため息を付く友哉。

先週の果歩との電話で新たなスタートを切ったような気分になった矢先、あの日から果歩からメールが返ってこないのだ。

それでも友哉が電話をしなかったのは、果歩も自分のように忙しくてメールを返信する余裕がないのでないかと考えたからだ。


友哉 「果歩ってば、俺がしばらくメール返さなかった仕返しのつもりなのか?」


そう呟きながら友哉は部屋の壁に掛けられたカレンダーを見つめる。


友哉 「明日・・・電話してみるか・・・。」


明後日は久しぶりに学校もアルバイトも休みだ、明日の夜はゆっくり果歩との会話を楽しめるだろう。


友哉 「・・・よし、寝るか。」


明日になれば果歩の声が聞ける。そう頭の中をプラス思考に切り替えてから、友哉はベッドに入った。


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