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女子大生 水野果歩
第146章 女子大生 水野果歩(146)

・・・ハァ・・・・ハァ・・・・
・・・満たされたい・・・
・・・心も身体も富田さんに犯されたい・・・
・・・堕ちたい・・・もっと堕ちたい・・・もっと快感を感じたい・・・
・・・もっと激しく・・・もっと抱いて欲しい・・・
・・・もっと富田さんに支配されたい・・・
・・・もっと私を壊して欲しい・・・
・・・もっと・・・もっと・・・もっと・・・
・・・富田さんに・・・食べられたい・・・
果歩 「ハァ・・・ハァ・・・」
果歩の目の色がが変わった、それはまるで別人の様。
いつもキラキラと純粋な子供の様だった果歩の瞳は、今や快楽を欲するあまり、何とも卑猥で淫らな蕩けそうな瞳をしている。
それは果歩が富田の真の性奴隷として覚醒してしまった事を証明していた。
友哉 『・・・か・・・果歩・・・じゃあ・・・誰と・・いっしょにいるっていうんだ・・・?』
声の震えが止まらない友哉。
おそらく今の友哉の頭の中には最悪のシナリオも思い描かれているのだろう。
そして完全に動揺しきっている友哉の声に答えるべく、果歩はゆっくりと口を開く。
果歩 「・・・・・今ね・・・男の人といっしょにいるの・・・」
果歩は目を閉じ、快感に浸る。実に気持ち良さそうな表情だ。
果歩は淫らな自分を友哉に告白する事で特殊な快感を感じている。
友哉 『・・・男・・・?・・・それって・・・・どういう・・・』
果歩 「・・・ハァァ・・・ァ・・・私・・・男の人と2人でいるの・・・。」
友哉 『・・・・・・か・・果歩・・・何を言って・・・』
・・・カタカタカタ・・・・
携帯電話を持つ果歩の手は震えていた。
マゾヒストとして自らの告白に快感を感じる一方で、友哉への裏切り行為、友哉を苦しめる行為をしているという大きすぎる罪悪感に、手の震えが止まらないのだ。
大粒の涙がポロポロと果歩の頬を流れる。

