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女子大生 水野果歩
第150章 女子大生 水野果歩(150)

あの建物の最上階に到着した富田と果歩。
その階には相変わらず異様な雰囲気を醸し出している店があった。
富田 「この店も女性客専用なら、もうちょっとレイアウトを考えないとなぁ・・・。」
果歩 「・・・・・。」
そんな事を呟きながら、ピンク色の光の奥にあるあの部屋に富田と果歩は入っていった。
富田 「おぅ、大林、待たせて悪かったなぁ。」
大林 「いえいえ・・・とは言え私はこの日をずっと心待ちにはしていましたが・・・ヒヒ・・・。果歩さん・・・久しぶりですね・・・。」
果歩 「・・・は、はい・・・大林さん・・・。」
大林は脂ぎった顔にギョロっとしたイヤらしい目で果歩を見つめる。
大林 「今日はきっと果歩さんに新しい世界をお見せできると思いますよぉ・・・ヒヒヒ・・・楽しみにしていてくださいね・・・。」
大林のその言葉を耳にした瞬間、果歩は背中にゾクゾクとしたものが走るのを感じた。

