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女子大生 水野果歩
第152章 女子大生 水野果歩(152)

果歩 「・・・飽きる・・・」


大林 「そうです、毎日毎日同じ女性とセックスしてたらすぐに飽きちゃうらしいんですよ、マンネリ化して興奮できなくなるんです。」


果歩 「・・・・・。」


果歩は不安そうな表情で、大林の小さな声を注意深く聞き入っているようだった。


大林 「果歩さん、富田さんに飽きられた女性はどうなるかご存知ですか?」


果歩 「・・・・・。」


大林の目を見つめながら首を横に振る果歩。


大林 「・・・捨てられるんですよ。」


果歩 「・・・ぇ・・・」


大林 「捨てられた女性はもう二度と富田さんと交わる事はできないんです。」


果歩 「・・・そんな・・・」


果歩は大林のその言葉を聞いた瞬間、胸がギュウっと苦しくなる気持ちになった。

不安、恐怖、悲しみ・・・マイナス要因の感情だけが果歩の心を支配する。

それだけは嫌だと、他の何を失ってもそれだけは嫌だと心が叫んでいた。


大林 「・・・先日も1人の綺麗な女性がここを訪ねて来ましてねぇ、泣きながら富田さんに何とか会わせてほしいとお願いされましたよ。・・・ヒヒヒ・・・まぁその方には富田さんのアソコの形をしたオモチャを差し上げて帰ってもらいましたけどねぇ。今頃どうなっている事やら・・・。」


果歩 「・・・そんなの・・・」


大林 「そんなの嫌でしょう?そんなの耐え切れないでしょう?富田さんの居ない、あの快感の無い人生なんて。」


果歩は知っている、この身体が富田無しでは欲情に耐え切れない事を。

果歩は思い出す、富田と初めて交わった日から2度目の交わりまでの1週間、その間のオナニー三昧の日々を。
ずっと自分のアソコを弄る日々。
寝不足になっても、学校を休んでも、富田を想って自慰行為を続けた。

辛い時間だった・・・もうあんなのは嫌だ・・・


・・・富田さんがいない人生なんて考えられない・・・



果歩 「・・・イヤァ・・・嫌です・・・そんなの・・・」


果歩は目を潤ませながら大林にそう言った。

果歩はまだそうなった訳でもないのに、もう何か追い込まれているような余裕のない表情だった。

余程富田に捨てられる事が怖いのであろう。脅えている。

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