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女子大生 水野果歩
第167章 女子大生 水野果歩(167)

後藤 「ここだよ。」


果歩 「ここ・・・?」


そこはアパートというよりマンション。

富田や秋絵が住んでいるマンション程高級ではないものの、学生が住むには贅沢過ぎる程の所であった。

エレベーターで階を昇り、後藤の部屋の前に着く。


ガチャ・・・


後藤 「どうぞ。」


果歩 「・・・うん・・・」


緊張気味の表情で果歩は後藤の部屋に足を入れる。

その部屋はやはり1人で住むのには十分過ぎる程広かった。親と子供が家族で住んでも良いくらいのマンション。


果歩 「後藤君・・・ここで1人で暮らしているの?」


後藤 「ん?あ~え~っと・・・そうだよ、ちょっと広すぎだよな。」


果歩 「うん・・・でも羨ましいなぁこんなに広い部屋。私のアパート狭いから。」


後藤 「へぇ、でも今度行ってみたいな、水野の部屋。」


果歩 「・・・・ウン・・・」


果歩が恥ずかしげに小さく頷く。

後藤はそんな果歩にゆっくりと近づいていく。


後藤 「・・・水野・・・」


果歩 「・・・後藤君・・・ン・・・」


後藤が果歩の頭の後ろに手を回し、唇を重ねた。

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