この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女子大生 水野果歩
第167章 女子大生 水野果歩(167)

後藤 「ここだよ。」
果歩 「ここ・・・?」
そこはアパートというよりマンション。
富田や秋絵が住んでいるマンション程高級ではないものの、学生が住むには贅沢過ぎる程の所であった。
エレベーターで階を昇り、後藤の部屋の前に着く。
ガチャ・・・
後藤 「どうぞ。」
果歩 「・・・うん・・・」
緊張気味の表情で果歩は後藤の部屋に足を入れる。
その部屋はやはり1人で住むのには十分過ぎる程広かった。親と子供が家族で住んでも良いくらいのマンション。
果歩 「後藤君・・・ここで1人で暮らしているの?」
後藤 「ん?あ~え~っと・・・そうだよ、ちょっと広すぎだよな。」
果歩 「うん・・・でも羨ましいなぁこんなに広い部屋。私のアパート狭いから。」
後藤 「へぇ、でも今度行ってみたいな、水野の部屋。」
果歩 「・・・・ウン・・・」
果歩が恥ずかしげに小さく頷く。
後藤はそんな果歩にゆっくりと近づいていく。
後藤 「・・・水野・・・」
果歩 「・・・後藤君・・・ン・・・」
後藤が果歩の頭の後ろに手を回し、唇を重ねた。

