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女子大生 水野果歩
第171章 女子大生 水野果歩(171)

薄暗い寝室の中で富田と2人、果歩は何も言う事ができず、ただ泣きながら顔に付いた後藤のザーメンをティッシュで拭き取っていた。
富田 「・・・・・。」
果歩 「ぅ・・・ぅ・・・・」
富田 「・・・フッ・・・泣いていれば良いと思っているのか?」
富田はそう言いながらベッドに座る果歩に近づいていく。
果歩 「・・・ぅ・・・富田さん・・・私・・・ずっと富田さんを・・・」
富田 「お前は結局誰でも良いんだろ?俺は俺を裏切るような女には興味はない。お前みたいなクズにはな。」
果歩 「・・・ぅ・・・ぅ・・・。」
富田の言葉に果歩の心はひび割れてボロボロと崩れ落ちていく。
何も言えない果歩を富田は目を細めながらしばらく見つめた後、果歩に背中を向けて部屋を出て行こうとした。
果歩は離れていく富田を見て、堪らない気持ちになる。
ずっと求めて探し続けてきた人が、離れて行ってしまう。
・・・この人に捨てられたら・・・私・・・私・・・
果歩 「ぅ・・・ぁぁ・・・と・・・富田さん!」
果歩は裸のままベッドから降りて富田の背中に抱きついた。
富田 「・・・・・。」
果歩 「私・・・ぅ・・・寂しくて・・・ずっと富田さんの事・・・探して・・・」
富田 「・・・それで?」
果歩 「・・・ぇ・・・」
富田 「それで後藤に抱かれたのか?」
果歩 「・・・それは・・・」
果歩は自分の言っている事が矛盾に満ちている事を知っている。
何を言っても言い訳にしかならない。
ただ果歩の心の中の大部分を占めている富田という存在を失うのだけは耐えられないと思った。
富田 「・・・・・。」
果歩 「ぅ・・・ぅ・・・・」
富田 「・・・フッ・・・泣いていれば良いと思っているのか?」
富田はそう言いながらベッドに座る果歩に近づいていく。
果歩 「・・・ぅ・・・富田さん・・・私・・・ずっと富田さんを・・・」
富田 「お前は結局誰でも良いんだろ?俺は俺を裏切るような女には興味はない。お前みたいなクズにはな。」
果歩 「・・・ぅ・・・ぅ・・・。」
富田の言葉に果歩の心はひび割れてボロボロと崩れ落ちていく。
何も言えない果歩を富田は目を細めながらしばらく見つめた後、果歩に背中を向けて部屋を出て行こうとした。
果歩は離れていく富田を見て、堪らない気持ちになる。
ずっと求めて探し続けてきた人が、離れて行ってしまう。
・・・この人に捨てられたら・・・私・・・私・・・
果歩 「ぅ・・・ぁぁ・・・と・・・富田さん!」
果歩は裸のままベッドから降りて富田の背中に抱きついた。
富田 「・・・・・。」
果歩 「私・・・ぅ・・・寂しくて・・・ずっと富田さんの事・・・探して・・・」
富田 「・・・それで?」
果歩 「・・・ぇ・・・」
富田 「それで後藤に抱かれたのか?」
果歩 「・・・それは・・・」
果歩は自分の言っている事が矛盾に満ちている事を知っている。
何を言っても言い訳にしかならない。
ただ果歩の心の中の大部分を占めている富田という存在を失うのだけは耐えられないと思った。

