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女子大生 水野果歩
第171章 女子大生 水野果歩(171)
なぜ自分は後藤に縋り(すがり)付こうとしてしまったのか。


・・・心も身体も、富田さんに満たされたいとずっと思っていたのに・・・


どうしてなのか、果歩は自分で自分が分からなくなった。

どうしてこんな事になってしまったのかが分からなくて・・・辛い・・・


果歩 「ぅ・・・ぅ・・・・富田さん・・・ぁぁ・・・捨てないで・・・ください・・・ヒック・・・私・・・富田さんがいないと・・・ぅ・・・ぅ・・・」


号泣しながらそう哀願する果歩。
裸で号泣し、富田に縋り付こうとしているその姿は、今の果歩の心がいかに不安定であるかを表していた。


富田 「・・・そんなに俺に捨てられるのが嫌なのか?」


果歩 「ぅ・・・ぅ・・・ン・・・」


果歩は下を向いたまま頭を動かして小さく頷く。
下の絨毯にポタポタと涙が数滴落ちる。


富田 「・・・フッ・・・まぁ・・・そこまで捨てられたくないなら、別にまた俺の元にお前を置いといてやってもいいけどな。」


果歩 「・・・富田さん・・・」


置いておいてやっても・・・まるで果歩が物であるような富田の言い方。
しかし果歩はそれでもよかった。富田に捨てられるくらいなら・・・。



富田 「ただし・・・お前はもう俺の女でも、性奴隷でもない・・・いいな?」


果歩 「・・・・・それって・・・」


富田 「・・・お前には今日から〝肉便器〟になってもらう。」


果歩 「・・・にく・・・べんき・・・?」

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