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女子大生 水野果歩
第182章 女子大生 水野果歩(182)
高級マンションの一室。
生活感も無く、無駄に広いだけの無機質な部屋。
その寝室の中央に置かれた大きなベッドの上でその男は眠っていた。
ベッドの横に置かれた小さなテーブルの上には、空になった酒のビンと沢山の吸殻が入った灰皿、そして薬と思われる錠剤がいくつも転がっている。
富田 「・・・ぅ・・・スー・・・はぁ・・・・」
何度も寝返りを打ちながらの頭が重くなるような浅い睡眠。
富田はその中で夢を見ていた。
もう何度目になるだろうか、これと同じ夢を見るのは・・・。