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女子大生 水野果歩
第193章 女子大生 水野果歩(193)


友哉は果歩の裸姿を知っている男だ。恋人だったのだから。

初めて果歩と身体を交えた時、友哉は果歩の美しい身体に魅了され、興奮した。

肌理細やかで白い美肌に、ピンク色の乳首、柔らかな抱き心地。女性の身体はこんなにも素晴らしいものなのかと感動さえ覚えた程だったのだから。

しかし今目の前に居る果歩の身体は、その時とは大きく変わってしまっているという事が一目で分かった。


友哉 「・・・・・」


以前よりも明らかに大きくなっている乳房、腰の丸み、そしてウエストが締まって見事な括れ(くびれ)ができている。
その身体は、友哉が居ない間に果歩がある意味での大人の女になってしまった事を証明していた。

そして友哉は果歩の身体から別の男、あの富田という男の存在を感じざる負えなかった。

まるで〝この女はもうお前の女じゃないんだよ〟という男のメッセージが伝わってくるよう。

体中に残る赤い斑点のような痕。果歩の身体を好き放題貪る男の姿が目に浮かぶ。

そしてそれだけではない、果歩の身体には簡単には消えそうにない男の痕が深く刻み込まれていた。

それを見た瞬間、友哉は心臓を握り潰されるような感覚を覚える。


果歩の身体には・・・刺青が彫られていたのだ。


アンダーヘアーが無くなった部分に掘られた蝶の刺青。

視線を下ろし、女性の最も大事な部分に目をやると、何やら金属のような物も少し見える。

ピアスだ。

なんと果歩は性器にピアスをさせられていた。

そしてピアスは性器だけではなく、果歩のピンク色だった乳首にも。

以前よりも大きく、そして色の濃くなった乳首を痛々しく貫通しているピアス。


友哉 「・・・・・」


果歩の身体から伝わってくる使用済み感と、男の存在。

友哉は辛い感情が表れているだろう自分の目を果歩に見せないようにゆっくりと閉じ、冷静を保つように自分自身に言い聞かせた。そうしないと狂ってしまいそうだったのだ。

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