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女子大生 水野果歩
第195章 女子大生 水野果歩(195)


果歩 「えっと、鍵は・・・」


アパートに着き、バックの中から部屋の鍵を取り出してドアを開ける果歩。


ガチャ・・・・


果歩 「ふぅ、重かったぁ・・・」


果歩はそう1人呟き、玄関に荷物を置いて後ろ手でドアを閉めようとする。

その時だった。


ガタン・・・


何かがドアに挟まった音。

果歩が下を見ると、そこには人の足がドアが閉まるのを止めるようにして挟まっていた。


果歩 「ぇ・・・・?」


ゆっくりと目線を上へと持っていく果歩。

そして顔を上げて目の前に居る人物を確認した所で、果歩は目を丸くした。


果歩 「・・・・ぁ・・・ぁ・・・・」


あまりの驚きに、果歩は声を出す事ができなかった。

そう・・・その人物とは、あの男だったのだ。


富田 「探したぞ果歩ぉ・・・勝手に居なくなっちゃダメだろ?・・・お前は・・・俺のモノなんだからよ。」


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