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女子大生 水野果歩
第22章 女子大生 水野果歩(22)
「よし、じゃあもし溺れてる人とか見つけたらその笛を大きく吹いてくれよ。」
「はい、わかりました。」
「じゃあ頼むわ。」
そう果歩に言って富田はインストラクターの仕事に戻っていった。
・・・はぁ・・・結構暇かも・・・
監視員の仕事は退屈だった。
もしかして受付の仕事より暇かもしれない。
一応プール全体を注意深く監視しているつもりだったが、それは最初の頃だけで、しだいに(どうせなにも起きないし)と心のどこかで思ってきてしまう果歩、集中力がなくなってきていた。
それにしてもなんだか未だに男性会員達の視線を感じる・・・。
椅子に座っているから食い込んだ水着などは見られていないと思うが、それでも果歩の椅子からぶら下っている白い脚などをチラチラ見られている気がする。
しかし、果歩はそういった視線には結構慣れていた。
というのは中学や高校時代の水泳の授業の時にも同じような視線は感じていたからだ。
最初は恥ずかしいし嫌だったが、もう果歩の中では男の人は仕方ないのかもしれないと割り切っていた。
もちろん水着姿を見られることは恥ずかしい事に変わりはなかったのだが・・・。
・・・ん~・・・あ~暇だなぁ・・・
しばらく監視の仕事を続けていた果歩だが、そのうちだんだんと、ある男性の方をチラチラ見るようになっていた。
その男性は・・・富田だった。
会員のお客に泳ぎ方の指導をしている富田。
・・・富田さんって・・・すごい逞しい身体してる・・・やっぱインストラクターだから毎日鍛えてるのかなぁ・・・
果歩が見ていたのは富田の鍛え上げられた身体だった。
なぜだろう・・・無意識のうちに富田の方に遠目から視線が行ってしまう。
それは果歩が昨日秋絵の部屋で見たDVDのあの男優の身体と、富田の身体を重ねて見てしまっていたからだった。
そう、あのDVDの女性と激しく交わっていた男の逞しい身体。
そして今朝見た夢の中で果歩と濃厚な性行為をしていた男の逞しい身体。
その体つきにそっくりな逞しい身体が今、果歩の視線の先、現実の世界に存在しているのだ。
「はい、わかりました。」
「じゃあ頼むわ。」
そう果歩に言って富田はインストラクターの仕事に戻っていった。
・・・はぁ・・・結構暇かも・・・
監視員の仕事は退屈だった。
もしかして受付の仕事より暇かもしれない。
一応プール全体を注意深く監視しているつもりだったが、それは最初の頃だけで、しだいに(どうせなにも起きないし)と心のどこかで思ってきてしまう果歩、集中力がなくなってきていた。
それにしてもなんだか未だに男性会員達の視線を感じる・・・。
椅子に座っているから食い込んだ水着などは見られていないと思うが、それでも果歩の椅子からぶら下っている白い脚などをチラチラ見られている気がする。
しかし、果歩はそういった視線には結構慣れていた。
というのは中学や高校時代の水泳の授業の時にも同じような視線は感じていたからだ。
最初は恥ずかしいし嫌だったが、もう果歩の中では男の人は仕方ないのかもしれないと割り切っていた。
もちろん水着姿を見られることは恥ずかしい事に変わりはなかったのだが・・・。
・・・ん~・・・あ~暇だなぁ・・・
しばらく監視の仕事を続けていた果歩だが、そのうちだんだんと、ある男性の方をチラチラ見るようになっていた。
その男性は・・・富田だった。
会員のお客に泳ぎ方の指導をしている富田。
・・・富田さんって・・・すごい逞しい身体してる・・・やっぱインストラクターだから毎日鍛えてるのかなぁ・・・
果歩が見ていたのは富田の鍛え上げられた身体だった。
なぜだろう・・・無意識のうちに富田の方に遠目から視線が行ってしまう。
それは果歩が昨日秋絵の部屋で見たDVDのあの男優の身体と、富田の身体を重ねて見てしまっていたからだった。
そう、あのDVDの女性と激しく交わっていた男の逞しい身体。
そして今朝見た夢の中で果歩と濃厚な性行為をしていた男の逞しい身体。
その体つきにそっくりな逞しい身体が今、果歩の視線の先、現実の世界に存在しているのだ。