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Dragon×Harem
第1章 オープニング*
俺の名はレイド。
宇宙一の傭兵を自負している。
そんな俺に恐ろしい現象と信じられない現象が続いて起きた。
まず、恐ろしい現象を話そう。
銀河軍に雇われている俺は愛艦“アルバトロス”で太陽軍の第7艦隊が布陣する宙域の座標を銀河艦隊司令部に送信した。
その直後、銀河軍が秘密兵器・高出力ガンマ砲を撃ち放ったのだ。
その熱源を探知できた俺はリミッターを超えるほどの出力で宙域を脱出。
だが、爆発の影響でアルバトロスのコントロールを完全に失ってしまう。
その光は暗黒の宇宙を照らし、本来は宇宙の同胞である太陽軍の兵士たちの生命を何千と一瞬で奪った。
ひどく乱れるノイズの中に太陽軍の通信が入る。
アルバトロスで盗聴していたためだ。
「―-『さきの攻撃により、我、艦隊を全喪失』……!!」
「なっ!?」
絶句した。
一発で数百の軍艦を撃沈したのだ。
そして、傭兵は使い捨てとばかりに銀河軍は俺までも狙ったのだ。
正確には他の傭兵団もこの宙域にいたはずだ。
かと言ってコントロール不能の状態でアルバトロスはリミッターを越えた速度ではこのままデブリに衝突し、大破してしまう。
なんとか立ち上がるも脱出装置はアルバトロスに搭載されていない。
姿勢制御不能をわかっていながら操縦桿を握りこむ俺の目の前に漆黒が広がる。
―-ブラックホールッ!?
俺の意識は闇に飲み込まれた。
宇宙一の傭兵を自負している。
そんな俺に恐ろしい現象と信じられない現象が続いて起きた。
まず、恐ろしい現象を話そう。
銀河軍に雇われている俺は愛艦“アルバトロス”で太陽軍の第7艦隊が布陣する宙域の座標を銀河艦隊司令部に送信した。
その直後、銀河軍が秘密兵器・高出力ガンマ砲を撃ち放ったのだ。
その熱源を探知できた俺はリミッターを超えるほどの出力で宙域を脱出。
だが、爆発の影響でアルバトロスのコントロールを完全に失ってしまう。
その光は暗黒の宇宙を照らし、本来は宇宙の同胞である太陽軍の兵士たちの生命を何千と一瞬で奪った。
ひどく乱れるノイズの中に太陽軍の通信が入る。
アルバトロスで盗聴していたためだ。
「―-『さきの攻撃により、我、艦隊を全喪失』……!!」
「なっ!?」
絶句した。
一発で数百の軍艦を撃沈したのだ。
そして、傭兵は使い捨てとばかりに銀河軍は俺までも狙ったのだ。
正確には他の傭兵団もこの宙域にいたはずだ。
かと言ってコントロール不能の状態でアルバトロスはリミッターを越えた速度ではこのままデブリに衝突し、大破してしまう。
なんとか立ち上がるも脱出装置はアルバトロスに搭載されていない。
姿勢制御不能をわかっていながら操縦桿を握りこむ俺の目の前に漆黒が広がる。
―-ブラックホールッ!?
俺の意識は闇に飲み込まれた。