この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
魔法の右手
第3章 本来の私
「えっ⁈嘘⁈…いつから?今はどこに住んでるの?じゃあなんで今ここにいるの?」




俺なんかに興味なんてないクセに質問攻めだなぁ…




「住んでる場所?……教えない…。一人暮らしはいつだっけなぁ〜…。今日はずっと置きっぱなしにしてた荷物を取りに来ただけ。別にたいして俺に興味ないだろ?」




「一応聞いとくでしょ?知らなかったんだから!」




一応ね…。随分会ってねぇのに、この女ちっとも変わってねぇな…。




「えっ⁈もしかして…実は同棲始めちゃいましたとか⁈」
「それとも、同棲してる彼女と喧嘩でもしたの?」
「わかった!彼女に追い出されて、行くとこないから実家に戻ってきたんでしょう⁈」


こいつ…。俺の気持ちも知らず、ズケズケとマジうぜぇ…。




「黙ってないで、なんとか言いなさいよ!」




……。昔っから目の前の事しか考えてないし、勝手に暴走するわ、ガサツな言い方と強気な口調は変わってねぇな…。




「あのなぁ。さっき荷物を取りに来ただけって言ったよな?夜中なんだからデカイ声でしゃべってんじゃねぇよボケ!」




「〜〜ボケとはなによ‼︎久々に会ってもなんにも変わってないのね。」




いつもちょっとした事で言い争って、お互いが変わってない事に可笑しさが込み上げてきた。




/54ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ