この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
魔法の右手
第5章 蓋をしてきた事実
その日の夜、琴ちゃんの練習に付き合う約束をしていたのを思い出して営業後バックルームで練習が始まるまで今日1日の事を思い出していた。
〜はぁ〜…。
急な展開に頭がついて行かない。
店長とは人には言えない関係で、いけない事とは頭では分かっているものの、実際、奥様に会ってしまったら胸の中がぎゅっとなにか押し潰される様な感覚で…でも…理性と本能とがいつも葛藤して……
いや…私には……理性はないか…。
そんなものあったら5年も店長とのこの関係はあるはず無いんだから…。
頭と心のバランスが取れない。
漸くここ最近、三十路間近になって頭の片隅に、いつまでこの関係は続くとだろうか…。と思うようになっていた。
始めのうちは、あのキラキラした瞬間と魔法の手が私を見て、抱いてくれるという喜びに酔い痴れていたけど「30歳」が現実に引き戻してくれる。
そんな事を頭の中で一人で考えいると急にわたしの名前を呼んだ。
〜はぁ〜…。
急な展開に頭がついて行かない。
店長とは人には言えない関係で、いけない事とは頭では分かっているものの、実際、奥様に会ってしまったら胸の中がぎゅっとなにか押し潰される様な感覚で…でも…理性と本能とがいつも葛藤して……
いや…私には……理性はないか…。
そんなものあったら5年も店長とのこの関係はあるはず無いんだから…。
頭と心のバランスが取れない。
漸くここ最近、三十路間近になって頭の片隅に、いつまでこの関係は続くとだろうか…。と思うようになっていた。
始めのうちは、あのキラキラした瞬間と魔法の手が私を見て、抱いてくれるという喜びに酔い痴れていたけど「30歳」が現実に引き戻してくれる。
そんな事を頭の中で一人で考えいると急にわたしの名前を呼んだ。