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魔法の右手
第6章 優しくしないで
「……大翔……ごめん…」


それだけ口にして依莉は涙を拭った。


依莉のペースに合わせてどのくらいこの場を過ごしただろう…。

マスターにカードを渡し、会計を済ませてバーを出た。そして無言のまま2人は駅まで歩いた。

依莉の足取りが重い…

俺はガキの頃を思い出した…

悲しい事があった時、“お家に帰りたくない‼︎”と言った依莉の手を引いて帰った事を…

あの時の感じを思い出して、俺は依莉の手を握った…

「〜大翔……?」

俺はなにも言わず手を引いて歩き出した。ずっと無言なまま…


駅までもう少しというところで、依莉と握っていた手が強くなった。

「〜きゃぁっ‼︎…」

ずっと下を向いて歩いていた依莉が何かに躓いて転びそうになる。

そして、振り返った俺の胸に飛び込んできた…



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