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タワーマンションの恋人
第9章 * ナナミ




「私ね、ケイタくん、目に見えて格好良くなったなぁ、ってTV観て思ってたの。そんな話を奥原さんとしてたら、華ちゃんが担当してるっていうから、やっぱすごいなぁって、思ったんだ。」


言われてみれば、最近のケイタを思い浮かべるとなんとなく初めの頃よりオーラが出て来て、歳相応の色気が出てきたように思う。


「ケイタは、努力家だから…。本当に。」

彼を思い浮かべてふと口角が挙がるとナナミさんがまた溶けるような笑顔を浮かべた。


「華ちゃんの存在だって、彼の成長には必要不可欠だったはずだよ?彼の輝きの元なんだよ、華ちゃんは。」


「っ…そんな、」


「だから、もっと自信持って?自分にも、自分の仕事にも。」


そう言われると、頷くしか出来なかった。



まるで前から知っているかのように、優しくしてくれるナナミさん。
ずっとお姉ちゃんが欲しいと思って育ってきたわたしが彼女に懐くまで時間は掛からなかった。



どのくらい彼女と話しただろう。



ナナミさん自身の話や、仕事の話をたくさん聞かせてくれた。






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