パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第12章 *　嫉妬

『そろそろイカせてあげる。』
　

「っ…はぁっ、はぁっ、」


『何で、イきたい？』


縛り上げていたリボンを解きながら彼はわたしに聞く。


『玩具でイく？いいよ？別に。』
淡々と話す彼、彼がほしい言葉は回らない頭でも察しがつく。

「リョウマっ…」

『ん？』

「リョウマでっ、イきたいっ…！」

そう伝えれば、ゆっくりとわたしに覆いかぶさる彼。


片手がナカに差し込まれて、ゆっくり動く。


「っ…あぁん、きもちい、」


道具とは違う温かみのある指先とリアリティのある動きは玩具で支配されていたソコに甘く響き、涙が出るほどに気持ちよく感じる。


「うぅ、あぁっ…！リョウっ、もっとっ…あぁっん。」


彼の肩を掴み、彼に与えられる快感を噛みしめる。


『そんなに、気持ちいい？』

「リョウマっ…の、気持ちいいっ…」

溢れ出た愛液でシーツは至るところに水溜りが出来ていた。


視線を絡めてひたすらわたしの良い所を探る彼。


『胸は？華はどうされるのがいいんだっけ？』

「リョウマのっ…好きにして…？」
　

そう答えると『可愛いけど、だーめ』と言って空いてる片手は胸ではなくわたしの口に入ってきた。


「んんっ…！」

『自分でシてみ？俺にお手本見せてよ。』

口内を指で荒らされると、自然にその指先を舌で追ってしまう。
少し気持ちよさそうな彼の蕩けた表情がわたしをきっとそうさせたんだ。


彼の指を愛撫しながら、そっと自分の胸に触れる。