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タワーマンションの恋人
第14章 * 共有
「そんなにわたしが良いって言ってくれるの、嬉しいって思っちゃった。」
そう答えるとフミヤも少し笑ってわたしの頬に触れる。
「好きだからね、華のことが。」さらりとそんなことを言う彼に結局心を溶かされてしまって「誰にも見せないでね?」「当たり前でしょ?」なんて約束をすれば、身体中に彼からのキスが降ってくる。
ゆっくり服が抜かされていき、あっという間に下着だけになった。
彼はすぐに下着を脱がさない。
そっと下着ごと胸を揉みしだき、少しずつずらしていくのが彼のクセ。
ズレた部分から除く突起に触れる指先。
「あっ…、」
「相変わらず綺麗。」
そう言って丁寧に舌で絡めとるように愛撫してくれる。
「はぁっ…」
「もっと声聞かせてね。焼き付けさけて?」
そう言って彼はショーツの紐を解いた。
「紐なんて、珍しいね。」
「いつも、可愛いって言ってくれるから…大人っぽいのにしてみたの。」
彼から言われる可愛いは嬉しいけど、たまには大人な一面も見せたくて敢えて選んだ下着。
「すげー似合ってる。えろいわ。」
ゆっくり紐を解いて、わたしを全裸にする。
「少しだけ、暗くして?」
そう言うと「ちょっと焼き付ける時間頂戴?」と言って首筋からゆっくりと舌が這う。
まだ煌々と明かりがつく中、ゆっくり足を曲げられソコが彼にさらけ出される。
「もう濡れてる。」
「だってっ…」
「いつもピンクで綺麗だね?」
そう言って指を躊躇なく挿れる。
「ひっ…いゃっ…」
「すげー咥えてる。気持ちいい?」
優しい表情の中に雄の妖しさが見え隠れするフミヤがわたしはたまらなく好きなんだ。