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タワーマンションの恋人
第16章 * 甘美
「いつもより身体あっついね。」
そう言って胸下からウエスト辺りを撫でると、そこにまた冷たい液体が落ちてくる。
「あっ…ぅっ…」
「いただくね?」そう言ってウエストから舌を這わせると口内の熱さと舌の動きでお腹の奥が疼く。
「いゃ…っ、あぁ、」
「華、腰揺れてる。まだどこも気持ちいいとこ触ってないよ?」
そう言いながらウエストから胸下までのラインをしゃぶるように愛撫される。
「ふぁっ…あぁっ…」
「華の身体、おいしい。」
いつもより熱を帯びた目は雄の香りがして上目遣いで見られると胸がなった。
休む間もなく、足の付け根から足先までつぅ…と冷たさが通りぬけ、付け根を舐めとられる。
「あっぅ、あぁ、けぇたぁっ、」
触って欲しいところはすぐそばなのに触ってもらえずくすぐったい感覚が奥を疼かせる。
「んんっあぁ…!けぇたぁっ、」
泣き声で彼の名前を何度も呼ぶのに、彼は足先まで丁寧に愛撫を続けて、指先を咥えた。
「はぁっぅ…」
「下着、濡れてるのがここからでもわかる。」
そう言って指先を下ろすと立ち上がって冷凍庫からアイスをまた持ってきた。
まだどこも触れてもらってないのに息が上がって身体が熱い。