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タワーマンションの恋人
第18章 * more
彼はソフトにわたしを抱いて横になったまま後ろから挿入した。
「…ふぁっ…っんん、」
「華のナカしか、挿れたくない。華としか繋がりたくない。」
「っ…他の、子と…っあぁん、」
ゆるゆると動かれるとそれだけで話せなくなる。
彼の綺麗な指がわたしの口内に侵入して犯すように支配する。
「他の子と繋がらないで?とか、可愛いこと言われるともっと激しくしたくなるから、ちょっと黙って?」
その言葉に少し笑って、彼の指を舌で追った。
香りは同じシャンプーの香りで満たされて、耳も口も快楽の壺もすべて彼に支配されている。
もう蕩けそうな感覚で目を閉じる。
「寝ちゃっていいよ。でも、すっと繋がってようね。」そう呟かれてキュンと締め付けて、わたしの記憶はもう一度途切れている。
繋がったまま意識を離したわたしをみてシオンは嬉しかったようで、自分も眠気に襲われるまでずっとそうしてたと、次の日の朝聞いた。