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タワーマンションの恋人
第4章 * シオン




「シオン、おはよ。起きて?」

ベッドの下に座り、そう呼びかけると不機嫌そうに顔をしかめながら彼が目を開けた。

「…はよ、今何時?」

「6時。シオン、7時すぎにはここ出ないとだよ?」

そう伝えると少しだけ身体を起こし、彼が手招きするから上半身だけベッドに乗せるように近づく。
すると、片手で引き寄せられ唇が重なる。


すぐに舌が絡み合い、頭の芯が麻痺する感覚。
苦しくて唇を離そうとしても、舌先が触れ合い引き戻される。
そんなことをしばらく繰り返してから、舌先と舌先を絡めて遊び始める彼がやっぱり子ども見たいで可愛くて笑ってしまう。


舌先をやっと離すと唾液が糸を引いてシーツに落ちた。


「遅れるよ?」

「…今ので勃った」

「…え?うそ、だって昨日…あんな、」

「だってー俺、18歳だよー?」

わざとらしく可愛い顔して言うシオンに呆れて笑い返す。

「すっきりしたい?」

「したい。こうなったの誰のせい?」

「シオンがちゅーするから悪いんだよ。ほら、ここ座って。」

シオンにベッドサイドに座るように促せば、ちゃんと起き上がって言われた通りにする彼。


彼のボクサーパンツを引っ張り、脱がしてしまえばそそり立つモノが現れる。

「本当、若いね。」

そう言ってソレを優しく握り口に含んでみる。
裏筋を舐めて、先端を口に含み頭を動かす。
シオンの顔が気持ちよさそうに歪む。
もっと感じて欲しくて、ギリギリまで口にいれながら
出し入れすれば呼吸が荒くなって「出すよ、」とだけ呟いた。


少なめの量が発射され、口で受け止める。
そのまま、飲み込めばシオンが「ありがとう。」と頬をなでてくれた。






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