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タワーマンションの恋人
第4章 * シオン
目の前に立つと、座ってる彼に手を引かれて彼に跨る形になる。
「シオン…?」
そう尋ねれば、また舌で唇を割られキスを交わす。
彼の手が胸を包むから、身をよじる。
正直、尖端は弄られすぎて痛いくらいだったけど、柔らかく弧を書くように全体を揉まれるとやっぱり気持ちがいい。
「身体で覚えて、俺のこと」
「…ふぇ…?」
「俺の愛撫の仕方、覚えて?そんで1番感じて?」
そう言ってTシャツとブラがたくし上げられ、口に含まれる。
敏感になってるそこは痛かったはずなのに、シオンの温かい口内に含まれ飴みたいに優しく転がされると気持ちいい。
「っハァ、気持ちい、」
「朝からそんな顔すんなよ、もう今日は繋がれない」
そう言ってショートパンツの中に指をいれ、布越しになぞるように柔らかく擦る。
すぐに湿り気が増していくのがわかる。
「っ…シオンっ…」
「俺、仕事行くね?」
そう言って中途半端に遊ばれたまま、彼は帽子とメガネを着け、わたしの下半身に触れていた指をわたしに舐めさせた後、自分で舐めた。
わたしは乱れた衣服を直しながら、玄関に向かうシオンを追う。
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