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先生と私と幼馴染
第2章 記憶喪失

「え…?」
男の人の腕の力が弱まった
そして男は美雨を離して美雨をじっと見つめた
その視線に耐えられず少しうつむいた
男は美雨の顔に手を延ばし頬を軽く撫でた
ビク
いきなりのことに体が異常に反応してしまう
ど、どうしよう…
「俺の目を見てください」
とてもじゃないけど見れない…
どんな顔してるのか見るのが怖い
だから黙って首を左右に振った
そしたら頬を撫でていた手が顎に向かい強引に上を向かせた
「俺の事わかりますか?」
今度は美雨が男の顔を伺う
よく見るとすごい整った顔をしている
見た目は23歳くらいかな?
それにしても綺麗な顔だな…肌なんてまるで陶器みたい…
女の私でも嫉妬しちゃうくらい
髪はまるで夜のように黒く艶があってよくにあっていた
瞳なんて闇より深く吸い込まれそうだ

