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先生と私と幼馴染
第2章 記憶喪失
すこし美雨は新の顔を見つめていたがやはりわからないと言った


そんなことってありですか…?


美雨…どうして忘れてしまったんですか?


そのあとに自分のことや家族のことを聞いてみるも美雨の表情が険しくなっていきどうやら本気でわからないようだ


美雨の記憶をきちんと取り戻さないと…絶対……


新が身体の具合を尋ねると美雨は体全身が痛いと言ったので痛み止めの薬でも出しときます言うと美雨は新に不安そうな顔をしながら苦いですか?と聞いてきた


そう言えば、美雨と始めてあった時も同じこと言ってましたっけ?


懐かしいですね…


そう思うとつい口元が上がってしまう







ちらっと時計をみると回診の時間を15分すぎていた


やばいですね、そろそろいかないと患者さんに迷惑をかけてしまう


「そろそろ回診の時間なんで行きますね」


嘘だ…本当はもっと一緒にいたい…


美雨は口には出さないがまるで行かないでというように新を見た


「そんな顔しないでください…また来ます…」


新は来た時とは反対に静かに部屋を出て行った


美雨の病室を出てドアにもたれかかりながらしゃがんで目を閉じて額に手を当てた


美雨…なんで自殺なんか…


でも美雨が目を覚ましてくれて本当によかった


嘘でも美雨がこの世からいなくなるなんて絶対に嫌だ


記憶はなくなってしまったが記憶ならいつかとりかえせばいい


美雨がどんな形でもただそばにいてくれるだけで…それだけでもう世界なんてなくなったっていいとまで考えてしまう



美雨がいくら記憶がないからといい新は美雨への愛は全くと言っていいほど以前とは変わらなかった
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