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先生と私と幼馴染
第3章 お見舞


新はいったん剥いでいたりんごをナイフごと皿の上に戻した


そして美雨が寝ているベットに浅く座り、寝そべっている美雨を見下ろすようにみた




な、何?




新は黙って美雨の目を見つめている


新の目を見ているとなんだか吸い込まれそうだ





突然、新の手がスルーっと美雨に向かって伸びてきた


え…!?



反射的に美雨はギュッときつく目をつむった




…や…!




新の手が頬に触れた


しばらくして美雨は恐る恐る目をそっと開けた


新は、


「そんなに構えないでください
別になにもしませんよ」


そう言って困ったように笑った



あぁ…!最悪!!!


穴があったら入りたい…!!


美雨の勘違いで招いてしまった事のせいで、恥ずかしさのあまりぼっと顔を赤くした



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