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先生と私と幼馴染
第2章 記憶喪失

起きる?
私は寝てるの?
あぁ…寝てるんだ…
起きないと…
しかし美雨の思いとは裏腹に体がいう事を聞かない
どうして?
まるで身体が目を覚ます事を拒否してるみたい…
「美雨…頼むから目を開けて…美雨……」
また声が聞こえる
どうして愛おしそうに名前を呼ぶの?
ガラ
ドアが開く音がした
「真鍋先生、急患です!!」
女の人の声がする
看護婦かな…
「あぁ…今行く」
行っちゃうんだ
あ…!待って行かないで……!
そして美雨から離れ看護婦と部屋を出て行った
二人が出ていくと同時に美雨の意識はまた深い闇に落ちていった

