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ボクは障害者
第2章 2,安田との出会い
しかし、彼らの考えとは異なり、前途したとおり、僕の脳内はそこらへんの健常者と何ら変わらない、健全な男子だ。



道すがらオバサンのうなじを見ただけで(不本意ながら)チンコが疼いて疼いて仕方がないような男子だ。



両親の目を盗んではタブレットでエロ動画を鑑賞し、布団に入ったあとは隣の部屋で眠っている両親に気付かれないよう最新の注意を払いながら、腕の力を使ってゴロンとうつ伏せになり、脳裏に焼き付けた映像を思い出しながら、必死で腰を振る。
腰を振るといっても下半身は思うように動かないから、肘を曲げた腕を支点として腕の力で身体を前後にスライドさせているといったほうがいい。


そうすると摩擦でチンコに刺激が走るから、射精に至ることが出来る。


そう、僕は自力で自慰出来るタイプの障害者なのだ。






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