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変質者の手毬唄・珍田一耕助シリーズ
第3章 「第1の犠牲者」
甘い蜜に群がる蜜蜂のように、男達が蘭の性器に引き寄せられていた
興奮した男達のズボンの股間部分は、はち切れんばかりに大きく前方へ突き出している
男子中学生に至っては、既に射精してズボンに染みを作ってしまった者までいた…
それもそのはずである
目の前で年頃の娘が…村で指折りの美女が性器を晒しているのだから
「もう降ろしてやってくれぇ!!」
静まり返った現場に突如、悲鳴のような叫び声が飛び込んできた
「もう、いいじゃないか!!」
大きな声で叫び、男達をかき分けて押し入ったのは兄の山岸純一だった
純一の身体を背後から松木巡査が押さえつける
「ま、待て…落ち着け…まだ調べにゃならん事があるんじゃ…。現場は保存せにゃならん!」
「く、くそぉ~!蘭にこんな酷い事した奴は誰だぁ~!!」
現場の保存って…そんな訳ないだろう!というツッコミは止めて頂きたい
作者も色々考えたのですが、今回の場合…こういった力技も使っていかないと全然エロくならないのですから…
ともかく…蘭の兄・純一の必死の叫びもむなしく、もうしばらく蘭は観衆の前でその恥ずかしい姿を晒し続けなければならなかったのです