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変質者の手毬唄・珍田一耕助シリーズ
第6章 「凛」

「いやぁ~、僕はこう見えて責任感だけは強いんです。今夜にでも早速…」


「あぁん…ホントですか先生、あたし…久しぶりだからドキドキしてしまうわぁ」


「そうだ…勝江さん、13年っていうと…あわび山荘の旦那さんがお亡くなりになる前からいらしてたんですね」


「え?あ…そうですねぇ、あたしが20歳の時に崖から落ちて亡くなったんです。あの時の凛ちゃんを思い出すと今でも辛いですよ…」


「そうですか…崖から…。でも何で崖なんかに?」


「さぁ…誰かと会うようなこと言ってましたけど…」


「誰かと会うために…」


「旦那様が亡くなってからは、女将さんが一番苦労なさってました…女手一つで仕事も子育てもでしたから…」


「大変だったでしょうね…ところで、女将さんには相談したり頼ったりできる方はいらっしゃるんですか?」


「私等にも詳しい事はわかりませんけど、旦那様が亡くなってからは久米さんが頻繁に女将さんに会いにいらっしゃるようですねぇ…まぁ村長さんですから、いろいろ相談にも乗ってくれたんじゃないでしょうか…?」


「なるほど…久米源太郎さんですか…」





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