この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
変質者の手毬唄・珍田一耕助シリーズ
第1章 「鬼頭村の美女達」

珍田一は辰雄だと気付くなり、高々と手を振って声を掛けた


「やぁ、辰雄君じゃないですか!」


「あっ、珍田一先生と磯毛警部じゃないですか?」


「今日はお友達とご一緒なんですね」


「そうなんです、今日は青年団の仕事なんですよ。丁度良い…僕の友人たちを紹介します」



辰雄は食堂の隅のテーブルで食事をしている珍田一と磯毛警部に気付くと、座敷から隣のテーブルにやって来て他のメンバーを紹介した




山岸純一・25歳。江戸時代から続く、酒造会社の跡取り息子。辰雄に引けを取らない快活な青年で村の青年団の団長を務めている


近藤拓海・24歳。明治の中頃から続く、造園業の跡取り息子。おとなしい性格だが、村一番の秀才である


山岸蘭・21歳。純一の妹、健康的に日焼けした、しなやかな身体が魅力的。快活そうな美女である


近藤晴海・21歳。拓海の妹、色白で胸の大きいグラマラスな身体。良く喋る明るい美女である




「えっと…皆さん歳が近いようですね…辰雄君と純一君と拓海君とはご学友だったんですか…?」


「そうです、そうです。あぁ…さすが珍田一先生!僕たちは級友でした。おまけに蘭ちゃんと晴海ちゃんとウチの凛も級友だったんですよ」


「ほう…それは、なかなか珍しい偶然ですね」


「でしょう?何だか運命的な感じもしますよね…」



彼等5人は夕方から行われる盆踊りの会場設営の手伝いに行く途中だったらしい


美女2人とも親しくなっておきたかったのだが、この後で立ち寄っておきたい場所があったのでそうもいかなかった…


珍田一と磯毛警部も夕方になったら盆踊りを見に行くと約束をして、泣く泣く食堂を後にしたのである






/98ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ