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裸の傑作
第5章 本当の処女喪失、もう一人のモデル
それから10分後、


「よし」


と龍次郎が突然声を上げた。


「終わりです。ありがとう」


龍次郎も滝のように汗をかいていた。


薫はしの子の体からゆっくり離れ、彼女の手を取って起こしてあげた。


「お疲れ様」


薫は彼女に微笑みながら言った。


「シャワー、浴びますか」


ガウンを羽織っているしの子に、薫が尋ねた。


「はい」


薫は股間をタオルで隠しただけの格好で、しの子をバスルームに案内した。


「お先にどうぞ」
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