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第1章 新居
今度こそ体が倒れてベッドの上に横向きになる。

勢いで抜けたのか、羚汰が動いて抜けたのか、喪失感があって。
同時に体の力が抜ける。

かろうじてシーツを掴んでまだ余韻をやりすごし呼吸を整えていると、羚汰に後ろから抱きしめられた。
いつの間にか背後に回っていたようだ。

乱れた髪を撫でつけながら、現れた肌に唇を滑らせている。

「んな激しくシテないのに、めちゃイってんね?」 

耳を口に含みながら、息の上がった羚汰が甘く囁く。

「...ん。...すご...い、気持ち、いいの...」

羚汰に振り返るようにして、なんとかそう返す。
 
体を撫でていた手が、体の前側に回って下りてゆく。

「...俺も。すげー気持ちいー」

唇に息を吹きかけるようにそう言い、舌が伸びてくる。
その首に腕を伸ばすようにして、稜も舌を伸ばして交わす。

同時にさっきまで羚汰が塞いでいた場所に指が進んで、2本を難なく呑み込む。
大きな音を立てるようにかき回されて、体がくねる。

指じゃなくて、お尻のあたりに当たっている固くて熱いモノが欲しいのに。

「...んっ、ん...はぁ。ゆび...」

「うん。すげーぐちょぐちょ言ってる、ね」

「...違っ。あっ、んっ」

「そう?じゃ、こっち?」

入口を弄っていた指が、手前の膨らみをこね回す。

「んはっ、あっ、やぁあっ!」

ビリビリと全身に快感が駆け抜けて、お尻を羚汰にこすり付けるようにして、イってしまう。

「それとも、こっち?」

片足が大きく広げるように持ち上げられ、後ろから羚汰が入ってきた。

「...んんっ、んぁあっ」

「ああ...」

力強く奥まで進んでは、ゆっくり引き抜いてゆく。

欲していたその存在に、体が喜んでいるのが分かる。

「これ、欲しかった?」

背後で嬉しそうで少し苦しそうな羚汰の声がして、稜は堪えながら小さく何度も頷く。

「...いっぱい、シて」

羚汰の腰に手を伸ばしてそう言うと、動きが加速する。

「ん...いいよ」

次第に体が大きく揺れるほど打ち据える動きに変わって、それに合わせて稜の喘ぐ声が部屋に充満する。

「あっあっあっ...」
「ああ...」

羚汰の喘ぐ声も、耳に吹きかけるように聞こえてくる。

揺れる体をなんとか捻って、その頭に手を伸ばす。

「...あ、んっ、...りょ、ったぁ」
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