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第2章 ナミダのワケ
人が多く狭いカウンターでじゃれ合う2人を、手元に届いた日本酒を片手に眺める。

あまり飲み慣れないので銘柄は分からないが、すっとした味わいのこの日本酒は、口当たりがいい。

「なーにすましてんの〜。リョウも手伝ってよ〜?」

「あーはいはい」

結局、瑞希の腕に大貴と片腕ずつ捕まってしまう。

「とりあえずさ、次の休みはキャンプしよう!」

どうやら瑞希は、ニートを休みの日まで振り回す気らしい。

ぎゃいぎゃいと「ニート改善計画」を立てまくる瑞希に、お酒を飲み進めながら適当に相槌を打っていると、ふと視線を感じる。

それは、この3人でいると、よく感じる類の視線だ。

視線の方向に目を向けると、見慣れない女のコ2人がこちらを見つめている。

ふっと笑みを浮かべると、その2人は近づいてきた。




「あ゛、あ゛っ、あ゛ーーっ!!」

高く上げた腰をもう一度引き上げて、後ろから突きまくる。

さっきのカウンターで会った子のもう1人は、恐らく大貴が連れていったハズだ。

「...ぐっ、ダメダメダメぇえっ!」

そっちのほうが、よかったかもしれない。

この子、腰は細くてなかなか綺麗な体をしてんのに、カナリ喘ぎ声が大きくて煩わしい。
なんだかワザと大きな声を出しているようにも感じる。

「...声、我慢出来ない?」

少し体を倒し、彼女の耳近くでそう言ってみる。

「そのほーが、こっちの音が、聞こえてエロいよ?」

浅く入口で音を立てるように動かしてみる。
あまり音が聞こえるほど濡れてはないけど、少しはしてる筈だ。
そうでも言わないと、この声は収まりそうにない。

「え〜。そう〜??」

振り返りそうになるのを、肩や腕を動かしてベッドに優しく押し付ける。

「ほら、もっと突き出して」

「...こう?」

「いいね、すげーよく見える」

これだと、彼女の顔は視界に入らない。
これで、声も少しはよくなる。

繋がった場所が目の下に広がって、萎えかかっていたモノが復活してくる。

早く終わらそう。

目を閉じ、ゆっくりだった動きを早めて一気に昇りつめた。




「えーー。もう帰んの?」

「うん。明日も早いし」

これは、嘘ではない。
それより、今なら間に合いそうな終電に乗りたい。
夜遊びの度にタクってたら、せっかくのバイト代も無駄になる。

「もう1回しよーよーぉ!」
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