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第3章 報酬と楽穴
シンちゃんとやらは既婚者で、カナコは愛人だ。
豊胸代はぽーんと出すものの、週のほとんどは放っておかれるらしい。

そんなカナコとはクラブで遊んでる時に出会って、それからは連絡がつく時はこうやってカラダの関係をもっている。
でも、お互い何人かのセフレの1人だ。
...と思う。

「そうそう!雑誌、見たよぉ〜?」

「あ、マジか」

あの地域情報誌、マイナーだと思ってたけど、結構みんな見てるんだな。

「あれでしょ。雑誌のっちゃったから、最近連絡なかったんでしょー?」

それも一理あるけども。
別の意味で忙しかった。

口が軽そうなカナコには到底言えないけど。

あれから結局、ウワサが一部で広がってるらしく。
4〜5人はハジメテの相手をさせられた。
もうここのところは、それにも慣れてきたぐらいだ。

だって、別に合意の上だし?
ってゆーか、あっちが差し出してるぐらいだし?

また連絡が入ってて、今のところ3人と予定がある。

何かしら貢ぎ物がいるってのも、ウワサには含まれてて、違う意味でもオイシイ思いをさせて貰ってる。
現金は、流石に断ってて。
大概が服とか。靴とか。カバンとか。
勝手にね。くれるってゆーから、貰ってるだけで。
くれ、って言ったことナイけどね。

「えー。でも、そのワリには、なんだか溜まってたよね〜??」

まぁ、ある意味ね。
ハジメテのコたちには、優しくしないとじゃん?

苦笑いしてると、カナコが覗き込んでくる。

「え〜。何?なんで笑ってんのー?」

「いいから。シャワー浴びないなら服着ろよ」

ぼよんぼよんさせながら近づくな。

「ちょっ、くっつくな!シャワー浴びたんだから」

「ひっどーー!リョウって、ヤった後ちょー冷たい〜!」

は?それ普通じゃね? 

「ヤる前は、あんなに優しいのにぃ〜」

マジか。自覚ねー。

全裸でゴロゴロするカナコを尻目に、素早く服を着る。

「じゃ、またな」

「んもぉ〜!また置いてくし〜!!」

お前がぐずぐすしてっからだろ。



やっぱ、カラダはそこそこイイし、後腐れナイからいいけど、あの性格がなぁ。

ってゆーか、なんでオンナってヤった後、あんなグスグズすんだろ。

カラダはスッキリしたけど、何だか胸がスッキリしない。


やっぱ飲みに行こ。

一度、駅に向かった足を、『RAN』に向け直した。




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