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第3章 報酬と楽穴
「もちろん、お礼はその分多めにするから」
別にそこまでしなくても、いいと思うのになぁ。
慣れてないなら、それもまた可愛かったりするし。
自分の好みに育てるというか、開花してくのが面白いし。
でも、それを口にしたところで、頑固たる決心をしている彼女らを説得し切れないのは、毎回思い知らされている。
もう懲りて説得する気にもならないけど。
「そりゃ、俺はいいけどさー」
「じゃ、そういうことで」
やっと手元に届いたアイスコーヒーを一気に半分ほど飲む。
冷たい飲み物が体にあまり良くはないのは分かっているが、飲まないとやってられない。
「緊張してる?」
シャワーから出ると、ラブホのベッドにサキがぎこちなく座って、部屋中をキョロキョロ見渡している。
なるべく殺風景な部屋にしたつもりだけど、色々気になるらしい。
「そりゃ、まぁね」
「大丈夫?ホントにヤれんの?」
「しつこい!!」
あのサキが。
明らかにいつもと様子が違う。
でも、こっちのが素なんだろうな。
いつものが作られたヤツで。
なんだか可笑しい。
「何笑ってんのよ!」
「ごめんごめん。暗くするね」
ほんのりついていた照明を、ごくごく弱い光に調整する。
真っ暗にしてしまうと、それはそれで不安がられるのだ。
羚汰も反応が分かりずらいから、最低限はつけることにしている。
「好きなヤツとかいる?アイドルとかでもいいけど」
「は?そんなの関係ナイじゃん」
体がカチコチなサキをゆっくりベッドに横たえる。
バスタオルを巻き付けただけだから、外れないか気にしているようだ。
これから、スグ外しちゃうんだけどな。
「俺のこと、そいつだと思っていいから」
「...分かった」
言葉と同時にぎゅうっと目をつぶる。
「力は抜いて。入ってたらヤりにくい」
今度は、うなずいている。
手のひらで、サキの頭からゆっくり撫でてゆく。
唇をそっと重ねるキスを落として様子を伺う。
キスまでは経験あるのか、次第に深いものに変わってゆく。
同時に体に手を這わせてゆく。
固かった体から、次第に力が抜けてゆくのが分かる。
「...上手いね。キス」
「あは。そう?セックスも上手いから、安心して?」
キスをしながら、バスタオルに指をかけてゆっくりと引っ張った。
別にそこまでしなくても、いいと思うのになぁ。
慣れてないなら、それもまた可愛かったりするし。
自分の好みに育てるというか、開花してくのが面白いし。
でも、それを口にしたところで、頑固たる決心をしている彼女らを説得し切れないのは、毎回思い知らされている。
もう懲りて説得する気にもならないけど。
「そりゃ、俺はいいけどさー」
「じゃ、そういうことで」
やっと手元に届いたアイスコーヒーを一気に半分ほど飲む。
冷たい飲み物が体にあまり良くはないのは分かっているが、飲まないとやってられない。
「緊張してる?」
シャワーから出ると、ラブホのベッドにサキがぎこちなく座って、部屋中をキョロキョロ見渡している。
なるべく殺風景な部屋にしたつもりだけど、色々気になるらしい。
「そりゃ、まぁね」
「大丈夫?ホントにヤれんの?」
「しつこい!!」
あのサキが。
明らかにいつもと様子が違う。
でも、こっちのが素なんだろうな。
いつものが作られたヤツで。
なんだか可笑しい。
「何笑ってんのよ!」
「ごめんごめん。暗くするね」
ほんのりついていた照明を、ごくごく弱い光に調整する。
真っ暗にしてしまうと、それはそれで不安がられるのだ。
羚汰も反応が分かりずらいから、最低限はつけることにしている。
「好きなヤツとかいる?アイドルとかでもいいけど」
「は?そんなの関係ナイじゃん」
体がカチコチなサキをゆっくりベッドに横たえる。
バスタオルを巻き付けただけだから、外れないか気にしているようだ。
これから、スグ外しちゃうんだけどな。
「俺のこと、そいつだと思っていいから」
「...分かった」
言葉と同時にぎゅうっと目をつぶる。
「力は抜いて。入ってたらヤりにくい」
今度は、うなずいている。
手のひらで、サキの頭からゆっくり撫でてゆく。
唇をそっと重ねるキスを落として様子を伺う。
キスまでは経験あるのか、次第に深いものに変わってゆく。
同時に体に手を這わせてゆく。
固かった体から、次第に力が抜けてゆくのが分かる。
「...上手いね。キス」
「あは。そう?セックスも上手いから、安心して?」
キスをしながら、バスタオルに指をかけてゆっくりと引っ張った。