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第4章 稜の秘密
身をよじらせながら俺の頭を抱えるように腕を巻きつかせてくる。

イキそうなのかな。

腕に結構な力が入っていて、ちょっと苦しいぐらいだ。

だけどそれ以上に気持ち良くて、稜にも気持ち良くなって欲しい。

動きを速めて、稜を誘う。

すぐソコまで来てたのか、稜は体を大きく震わせて果てる。

「...んあああっ、んんっ」

「っは...」

余韻で腰を震わせながらも、稜の体がぐったりともしなだれてきた。

肩に乗った頭を撫でる。

「...俺も」

髪をよけて、現れた耳にそう囁く。

「え?」

何も言ってないのに。と言った風に稜がなんとか頭を起こしてきた。

乱れた髪をまた撫でつけながら、その唇にキスをする。

「今、イキながら『羚汰好き』って言ったでしょ?」

「...言ってない」

確かに言ってナイけどね。

「うっそ!聞こえたけど」

そう会話しながら何度も触れるだけのキスを繰り返す。

少しずつ体をズラして、抱き合ったまま俺の背中をベットに沈めた。

「だって。そんな、...余裕ないもん」

確かに。

正直にそう言う稜が可愛くて仕方ない。

「じゃあ、今度は言って?」

稜のお尻を掴んで、ゆっくりと突き上げる。

「あっ!」

ぐっと奥深く到達して、稜の体が伸びあがる。

さっきまでの蜜が充満していて、厭らしい音がゆっくりした動きに合わせて響く。

「あっ...んああっ...」

はじめは俺が動かしていた稜の腰も、次第に稜自ら動かし始めた。

シーツをこれでもと握りしめて、伸びあがるように腰をバウンドさせている。

自由になった両手を揺れる胸にやると、促されたと思ったのか体を起こして動きを変えてゆく。

稜の手が俺の手を追いかけて、指が絡む。

2人の指が、柔らかな胸の上で踊ってその形を変える。

「あっ...りょ...ったぁ...」

俺の名前を呼びながら悶えるその姿が、めちゃくちゃエロい。

いつの間にこんなにエロくなったんだ。

でも相変わらず、顔は背けてんだよな。

「稜...。こっち向いて」

胸の上の手を、揺れる稜の顔に持って行く。

ゆっくりと顔がこちらへ向く。

「...んっ、はぁっ」

濃い色を湛え艶めかしく揺れ動く瞳に、堪らずその腕を引き寄せる。
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