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第6章 新婚初夜?
「ってことは?」
??
被せ気味に質問され頭が回らない。
何が正解なのか、どんな答えを言えばいいのかー。
「えー?」
「えー、じゃないし。えー、はこっちだし」
ぷりぷり怒るというよりは“むくれてる風”の羚汰が、ぶつぶつしながら布団に入り直す。
途中エアコンのリモコンを探してスイッチを入れる。
深夜に煖房のタイマーが切れたセイで、すっかり部屋が寒くなっていたからだ。
布団の中でぐりっと反転し、稜の体に抱きつこうとして何かに気付いたらしい。
「え。ちょ...っ」
入り直したばかりの布団を大きく跳ね飛ばすように起き上がった。
「ひゃ、なんで」
「なんでじゃないし!何この服!」
上から覗き込むようにして、
稜の着ている服を確認している。
この日の為に新しい服を用意していた。
すこし柔らかい薄い素材の、少しだけセクシーなネグリジェ。
羚汰が大好きなあのサイズパツパツのブルーのと違って真っ白でゆったりとはしている。
オフショルダーになっていて、首の回りが大きく開いているものの、袖が肘まである。
真冬でなければ普通のパジャマだ。
「ね、まだ寒いし...」
恥ずかしいけど、羚汰のこの目のキラキラ具合を見ると、どうやら今回のもお好みだったらしい。
嬉しくて、羚汰に両手を伸ばす。
「...はい」
すこぶる嬉しそうな羚汰が、今度はきつく抱き着く。
「気に入った?」
「気に入ったよ!気に入ったけどさ〜!!」
え、ダメ?イマイチ?
「マジかよ~。俺、こんなエロい稜の隣でぐーすか寝てたとかありえね~」
「もう、大袈裟~」
笑おうとした稜の唇に、羚汰の唇が触れる。
いつの間にか見つめ合って、吸い込まれるようにまた唇が重なる。
甘くゆっくり繰り返えされる口づけに、2人の呼吸が徐々にあがってゆく。
「エッロ...」
そう言っている羚汰の瞳が熱を持って、すごく色っぽい。
「そう...かな?」
互いの瞳の色を覗き込みながら、唇が何度も触れる。
そのうちふいに舌が触れ、ねっとり絡まってゆく。
互いの体を強く引き寄せ、深くベッドに沈んでゆく。
「ん...、ふ...」
「ヤバイって...」
羚汰の指が、生地の上を確認するようにゆっくりと這いまわる。
唇はひろく開いている鎖骨のあたりを撫でるように動いて、ぞくぞくしたものが体を駆け巡る。
??
被せ気味に質問され頭が回らない。
何が正解なのか、どんな答えを言えばいいのかー。
「えー?」
「えー、じゃないし。えー、はこっちだし」
ぷりぷり怒るというよりは“むくれてる風”の羚汰が、ぶつぶつしながら布団に入り直す。
途中エアコンのリモコンを探してスイッチを入れる。
深夜に煖房のタイマーが切れたセイで、すっかり部屋が寒くなっていたからだ。
布団の中でぐりっと反転し、稜の体に抱きつこうとして何かに気付いたらしい。
「え。ちょ...っ」
入り直したばかりの布団を大きく跳ね飛ばすように起き上がった。
「ひゃ、なんで」
「なんでじゃないし!何この服!」
上から覗き込むようにして、
稜の着ている服を確認している。
この日の為に新しい服を用意していた。
すこし柔らかい薄い素材の、少しだけセクシーなネグリジェ。
羚汰が大好きなあのサイズパツパツのブルーのと違って真っ白でゆったりとはしている。
オフショルダーになっていて、首の回りが大きく開いているものの、袖が肘まである。
真冬でなければ普通のパジャマだ。
「ね、まだ寒いし...」
恥ずかしいけど、羚汰のこの目のキラキラ具合を見ると、どうやら今回のもお好みだったらしい。
嬉しくて、羚汰に両手を伸ばす。
「...はい」
すこぶる嬉しそうな羚汰が、今度はきつく抱き着く。
「気に入った?」
「気に入ったよ!気に入ったけどさ〜!!」
え、ダメ?イマイチ?
「マジかよ~。俺、こんなエロい稜の隣でぐーすか寝てたとかありえね~」
「もう、大袈裟~」
笑おうとした稜の唇に、羚汰の唇が触れる。
いつの間にか見つめ合って、吸い込まれるようにまた唇が重なる。
甘くゆっくり繰り返えされる口づけに、2人の呼吸が徐々にあがってゆく。
「エッロ...」
そう言っている羚汰の瞳が熱を持って、すごく色っぽい。
「そう...かな?」
互いの瞳の色を覗き込みながら、唇が何度も触れる。
そのうちふいに舌が触れ、ねっとり絡まってゆく。
互いの体を強く引き寄せ、深くベッドに沈んでゆく。
「ん...、ふ...」
「ヤバイって...」
羚汰の指が、生地の上を確認するようにゆっくりと這いまわる。
唇はひろく開いている鎖骨のあたりを撫でるように動いて、ぞくぞくしたものが体を駆け巡る。