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第6章 新婚初夜?
這い回る指にするすると足を広げられ、羚汰の顔が足の間に降りてくる。

「っそう、だけど...あっ」

ワンピースの裾がめくられ、太ももからお尻を撫であげ、ショーツの横のリボンと肌の間に指が差し込まれる。

紐の部分がくい込んできて、稜のその場所に僅かに負荷がかかる。

これまたネットで買ったショーツは、紐以外の全ての生地は細かく薄いレースで出来ている。
念入りに処理もしたし、お手入れもしてはみたものの。
こんな風に広げられたら、きっと色々ダメな気がする。

早く脱ぎたい。

脱がせやすいように、羚汰の好きな紐で横がちょうちょ結びのタイプなのに。

早く脱がせて欲しい。

さっきからの愛撫に濡れて、それでいて少しずつ動かされ焦れったくもある刺激がふいに訪れる。
もぞもぞして落ち着かなくて足を動かしてしまうのを、羚汰がもっとよく見えるようにお尻から持ち上げ足を大きく広げてゆく。

「...っ」

ますます紐がくい込んで、レースの部分が稜の膨れた場所を刺激する。

そんな刺激だけで感じてしまう自分が恥ずかしい。

それに、見るだけじゃなくて、早く触って欲しいー。

ほんの僅かな時間がとてつもなく長く感じて、いっそのこと自分から解いてしまおうかと思う。

「透けてるね」

そう言うと、ショーツの上から稜の膨らみへと舌をべろりと這わせる。

「っはぁ...」

レースの上からの刺激が、まだらに伝わる。
だけどその刺激が、余計にいやらしくてもっとして欲しくて腰がうねる。

そんな様子を伺いながら、羚汰が少しずつ舌を早める。
細い生地が食い込むようになっていたワレメの辺りも舐め上げられる。

「あ...あっ...」

生地を押し付けるように舌が動いていたかと思うと、音を立てて吸い上げる。

「んあっ...だめっ、それっ...んんっ」

急に訪れたそれまでとは違った刺激に目の前が霞む。

イキそうになる手前で急に羚汰の顔が離れてゆく。

「んっ、はぁ...」

なんでー。
いつもならイかせてくれるのに。

呼吸がままならない中そんなことを考えていると、羚汰の指がショーツの上を這い回る。

いつの間にか這い上がってきた羚汰の顔が近づいてきて、唇が重なる。

「稜のここ、やっばいことなってる...」

同時に指が横から滑り込んできて音を立てる。

「...んあっ」
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