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調教ごっこ
第2章 調教ごっこ

「黙ってたんじゃわからないよ。ちゃんと口で言ってみてよ。濡れましたってさ」
「ぬっ……ぬ、濡れ……ました」
いやん、と小さな声をあげ、悠香は手の平で顔を隠した。
頬が熱い、身体が熱い。そしてなによりも、悠香の秘部が体験したことない羞恥に喜んでいた。
早く……もっと虐めて──お願い
「やらしい女だなぁ、姉ちゃんは。弟にキスされて濡れちゃうんだ」
ふーん、と悠樹が鼻で笑う。
「淫乱女の言うことは信用できないなー。ねえ、本当に濡れてる?」
グイッと抱き寄せ、悠樹が悠香の真っ赤な耳を辱めた。
ピクンと華奢な身体が跳ねる。
やめて……もうやめて──おかしくなっちゃうよ
お願いお願い……
でも……もっと虐めて欲しい──
「ほ、本当に濡れてるの……。ねえユウ君、もう恥ずかしいよ……」
「うん、恥ずかしいよね。弟の前で濡れてるなんて言ってさぁ。でも、そんなに恥ずかしいなら……どうする?やめる?」
俺はやめてもいいんだぜ、と悠樹が肩から腕を降ろす。
刹那、悠香の胸がドキドキと高鳴り始めた。

