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ちょいS部長の羞恥レッスン
第1章 きっかけは大失敗から
「セ……セフ……?!」
璃子は思わず凍りついた。
聞き間違いかと疑う璃子だったが、動じる様子もなく藤崎が言う。
「声が大きい。言葉の意味が分からないなら教えるが?」
「……言葉の意味は……分かります! でも……そんな……その……!」
「もしかして島村には恋人か婚約者でもいるのか?」
「そんな人はいませんけど……」
「だったら、この条件を呑むかどうかだな。嫌なら嫌でいいから、さっさと決めろ」
静かな声ながら、いつも通り強い口調で迫る藤崎。
冷静な思考ができない璃子だったが、それでも「この条件は1ヶ月の期限付き。このままだとクビや停職処分を免れない状況なので、そうなるよりはずっとマシ」ということは、さすがに分かった。
なので、璃子は唾をごくりと飲み込むと、思い切って言う。
心の整理はつかないままだったが。
「その条件を……受け入れます……!」
璃子は思わず凍りついた。
聞き間違いかと疑う璃子だったが、動じる様子もなく藤崎が言う。
「声が大きい。言葉の意味が分からないなら教えるが?」
「……言葉の意味は……分かります! でも……そんな……その……!」
「もしかして島村には恋人か婚約者でもいるのか?」
「そんな人はいませんけど……」
「だったら、この条件を呑むかどうかだな。嫌なら嫌でいいから、さっさと決めろ」
静かな声ながら、いつも通り強い口調で迫る藤崎。
冷静な思考ができない璃子だったが、それでも「この条件は1ヶ月の期限付き。このままだとクビや停職処分を免れない状況なので、そうなるよりはずっとマシ」ということは、さすがに分かった。
なので、璃子は唾をごくりと飲み込むと、思い切って言う。
心の整理はつかないままだったが。
「その条件を……受け入れます……!」