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ちょいS部長の羞恥レッスン
第11章 友則
お昼休み、いつものファミレスのいつもの席にて差し向かいで腰を下ろし、注文を済ませると、早速彩乃が璃子に尋ねてきた。
まるで、「ここまで我慢してきたんだから、早く聞きたい」とでもいった様子で。
「あのクールで、浮いた噂の一切なかった藤崎部長と交際開始とは……ホントにすごいよ! 改めて、おめでとう!」
「ありがとう」
実際は恋人関係ではないので、まるで彩乃を騙しているような気がして、璃子は少し罪悪感を感じていた。
その複雑な感情は恐らく表情などにも表れていたはずだが、そんなことには微塵も気づかない様子で彩乃が言ってくる。
「で、どっちから告白したの?」
「あ、まぁ、私からお願いして……」
実際、あの大きなミスの尻拭いを藤崎にお願いしたことが発端なので、「この言葉は決して嘘ではない」と自分に言い聞かせる璃子。
まるで、「ここまで我慢してきたんだから、早く聞きたい」とでもいった様子で。
「あのクールで、浮いた噂の一切なかった藤崎部長と交際開始とは……ホントにすごいよ! 改めて、おめでとう!」
「ありがとう」
実際は恋人関係ではないので、まるで彩乃を騙しているような気がして、璃子は少し罪悪感を感じていた。
その複雑な感情は恐らく表情などにも表れていたはずだが、そんなことには微塵も気づかない様子で彩乃が言ってくる。
「で、どっちから告白したの?」
「あ、まぁ、私からお願いして……」
実際、あの大きなミスの尻拭いを藤崎にお願いしたことが発端なので、「この言葉は決して嘘ではない」と自分に言い聞かせる璃子。