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ちょいS部長の羞恥レッスン
第11章 友則
翌日は特に変わったこともなく、仕事を終えて夕食をとった後、一緒に帰宅した二人。
前日と同じように、職場でかなり忙しそうな様子を見せていた藤崎は、いつにも増して口数が少なかった。
そして、藤崎はさらに仕事を抱えているらしく、早々と一人書斎へ入る。
リビングで一人になった璃子は、テレビをしばらく見ていたが、不意にスマホの着信音が鳴った。
「彩乃かな」などと思いながら、すぐに手にとって見てみると、そこに「友則君」の文字を見て驚く璃子。
破局の際は、喧嘩別れのような形になったとはいえ、友則の性格を熟知している璃子は「お互い連絡することはないだろうし、着信拒否などは必要ないかな」と思い、そのまま放置していたのだ。
実際、今日まで友則から電話がかかってきたことは一度もなかった。
なので一瞬目を疑う璃子だったが、友則からの着信であることは間違いない。
もちろん、「今さら何の用だろう」という不審に思う気持ちは大きかったものの、「着信があるのに、無視する」ようなことができない性格の璃子は、すぐさま電話に出ることに。
前日と同じように、職場でかなり忙しそうな様子を見せていた藤崎は、いつにも増して口数が少なかった。
そして、藤崎はさらに仕事を抱えているらしく、早々と一人書斎へ入る。
リビングで一人になった璃子は、テレビをしばらく見ていたが、不意にスマホの着信音が鳴った。
「彩乃かな」などと思いながら、すぐに手にとって見てみると、そこに「友則君」の文字を見て驚く璃子。
破局の際は、喧嘩別れのような形になったとはいえ、友則の性格を熟知している璃子は「お互い連絡することはないだろうし、着信拒否などは必要ないかな」と思い、そのまま放置していたのだ。
実際、今日まで友則から電話がかかってきたことは一度もなかった。
なので一瞬目を疑う璃子だったが、友則からの着信であることは間違いない。
もちろん、「今さら何の用だろう」という不審に思う気持ちは大きかったものの、「着信があるのに、無視する」ようなことができない性格の璃子は、すぐさま電話に出ることに。