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ちょいS部長の羞恥レッスン
第2章 彩乃とおしゃべり
度肝を抜かれた「セフレの提案」を受けた今でも、璃子は本心からこう思っていた。
セフレと恋人では、あまりにも違いすぎるので。
彩乃もそこには反論はないらしく、頷いて言った。
「言いたいことは分かるよ。部長にはこれまでただの一度も浮いた噂がなかったからね。でも、だからといって、恋人を募集していないとは限らないはず! 部長はほら、あんなにクールだから、恋愛面では不器用なだけかも!」
「そうかなぁ」
「部長に興味がないなら、他の男性を探せばいいでしょ! とにかく璃子は、友則君の事を早く忘れて、新たな恋を真剣に探さないと! 『焼け木杭(ぼっくい)に火がついた』って感じで、もし友則君とまた恋人同士に戻ったとしても、絶対同じ展開でダメになるよ……。璃子なら、きっとそんなことくらい分かってるはず」
「そうかも」
元々綾乃と同じようなことを想像していた上に、友則が「また新たな彼女を作った」というニュースを聞いた今となっては、璃子に反論の余地はなかった。
セフレと恋人では、あまりにも違いすぎるので。
彩乃もそこには反論はないらしく、頷いて言った。
「言いたいことは分かるよ。部長にはこれまでただの一度も浮いた噂がなかったからね。でも、だからといって、恋人を募集していないとは限らないはず! 部長はほら、あんなにクールだから、恋愛面では不器用なだけかも!」
「そうかなぁ」
「部長に興味がないなら、他の男性を探せばいいでしょ! とにかく璃子は、友則君の事を早く忘れて、新たな恋を真剣に探さないと! 『焼け木杭(ぼっくい)に火がついた』って感じで、もし友則君とまた恋人同士に戻ったとしても、絶対同じ展開でダメになるよ……。璃子なら、きっとそんなことくらい分かってるはず」
「そうかも」
元々綾乃と同じようなことを想像していた上に、友則が「また新たな彼女を作った」というニュースを聞いた今となっては、璃子に反論の余地はなかった。