この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ちょいS部長の羞恥レッスン
第12章 再び週末
 そして、「藤崎と一緒に花火大会へ行く」ということに対して、気詰まりさや居心地の悪さなどをほとんど予感せず、「楽しみ」という気持ちが一番大きいことに気づく璃子。

 心の中で「この関係になるまでは、『部長はもしかしたら、冷酷非情な人なのかも』みたいなことを想像しがちだったけど、そうじゃないと分かったから。少なくとも、悪い人ではないとはっきり分かったから。だから、楽しみなんだ」と璃子はひたすら自分に言い聞かせるかのように呟いていた。



「彼女さんは、いかがですか?」

 例の店員から唐突に声をかけられ、考え事を中断しビクッとする璃子。

 しかしすぐに、店員の指し示す淡い色合いの浴衣を見て答えた。

「こういう色と柄、好きです」

 その浴衣は淡いピンクを基調としていて、花の柄がところどころに入っており、帯は濃いピンクだ。

 藤崎がすぐ店員に向かって言う。

「じゃあ、これにします」

 店員は「ありがとうございます」と笑顔で言うと、商品を手にレジまで二人を先導していった。




/460ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ