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ちょいS部長の羞恥レッスン
第13章 プールにて
 駐車場に停めた車の中で、飲み物を飲む二人。

 エアコンが効いた車内は快適で、助手席に座る璃子は生き返るような思いがしていた。

 藤崎は半分ほど飲んだコーラの缶を運転席側のドリンクホルダーに置くと、シートベルトを着けながら言う。

「慌てずゆっくり飲め。飲み終わったら出発だ」

「ありがとうございます。何だか……今日の高虎さん、すごくお優しいですね」

 思ったままの感想をついぶつけてしまう璃子。

 言った後で、「まずかったかな。これじゃ、普段は冷たいって言ってるみたい」と思い、璃子はごまかすかのようにジュースを口にふくんだ。

「お前は俺を煽ってるのか? もっと激しいプレイをして、さっきみたいにお前を泣かせてやることもできるんだぞ」




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